お問い合わせはこちら

ホーム健康保険についてジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れたあとに、同じ有効成分でつくられる薬です。
お薬代(医療費)が節約されるだけでなく、患者さんや医療者の要望を受け
「より飲みやすく、使いやすく」改良をしている点も注目されています。

「ジェネリック医薬品利用促進のご案内」についてはこちら

医薬品の分類について開く

医療用医薬品
  • 先発医薬品※1
  • ジェネリック医薬品※2
医師の処方箋が必要となる医薬品
一般医薬品 薬局などで市販されている医薬品
  • ※1
    新薬とも呼ばれ、最初に開発・承認・発売された従来なかった薬効成分を持つ医薬品
  • ※2
    新薬の特許満了後、厚生労働省の承認のもと、他の医薬品メーカーから発売される同一成分で同じ効果のある薬
医薬品の分類:医療用医薬品(先発医薬品(新薬)、後発医薬品(ジェネリック医薬品))、要指導医薬品(アレルギー治療薬、劇薬、むくみ改善薬など)、一般医薬品(第1類医薬品(胃腸剤(H2ブロッカー)、ニコチン貼付剤、一部の育毛剤)、第2類医薬品(主な風邪薬、解熱鎮痛剤など)、第3類医薬品(整腸剤、ビタミン剤など))

ジェネリック医薬品と新薬について開く

ジェネリック医薬品は以下の3つのポイントがあります。

  • ポイント 1

    安全

    有効成分の種類や量は先発医薬品と同じため、有効性や安全性も基本的に違いはありません。

  • ポイント 2

    工夫

    より飲みやすく、使いやすくなるように、添加剤の改良をしています。

    • 異なる添加剤であっても、安全性が確認されたものだけを使用しているので安心です。
  • ポイント 3

    安価

    基本的にお値段が安くなります。

    • 一部、先発医薬品と同額または高くなる場合があります。

同じもの

  • 有効成分の種類や量
  • 用法や用量
  • 効果や効能

改良されているもの

  • 甘みをつけて苦味を少なく
  • 大きく飲みづらい薬を口の中で溶けやすいタイプの錠剤に
  • 体に貼るタイプの薬で長時間効果が続くように
先発医薬品(新薬)とジェネリック医薬品は薬の成分や効果が同じ、先発医薬品(新薬)の方が薬の値段が高い。ジェネリック医薬品の方が薬の値段が安い。

ジェネリック医薬品の安さの理由開く

安さの理由は開発・研究費にあります。先発薬は開発費等に多大な費用がかかっていますが、ジェネリック医薬品は開発費用が少ないため、安い値段で使用することができます。以下は一例です。

薬の種類 新薬 ジェネリック医薬品
咳止め 24.9円/g 9.1円/g
胃腸薬 43.9円/錠 11.0円/錠
花粉症 146.0円/g 30.3円/g
  • 薬の種類によっては、値段が変わらなかったり、高くなる場合があります。

ジェネリック医薬品に切り替えるには開く

切り替えるためには、医師または調剤薬局の薬剤師へご相談ください。
なお、処方されているお薬のジェネリック医薬品がない場合は、変更できないこともあります。

JR健保のジェネリック事情

ジェネリック医薬品の使用率が上がればメリットが!

  • JR健保の医療費が下がる
  • 将来的な保険料の引き上げに歯止めがかかる

当健保のジェネリック医薬品の使用割合

厚生労働省は、平成25年4月よりジェネリック医薬品使用促進に取組んでおり、令和3年6月の閣議決定においては「2023年度(令和5年度)末までにジェネリック医薬品の使用割合を全ての都道府県で80%以上」とする目標が定められています。

当健保のジェネリック医薬品使用割合は、2019年(令和元年)11月には80%を達成し、令和5年3月末時点では84.6%と、高い水準を維持しています。
引き続き、当健保はジェネリック医薬品の使用促進のための施策に積極的に取り組んでまいります。(参考:厚生労働省ホームページ

お子さんの医療費、一見無料だけど、見直してみませんか?

子どもの医療費は、各自治体が個別に発行している「乳幼児医療証(※)」により、窓口での自己負担がないため、無料と思われがちですが、実質は無料ではありません。

健康保険があるため2割負担で受診ができ、さらに「乳幼児医療証」があることで、自己負担分の全部または一部をサポートしてもらえるのです。まずは、ご自身のお子さまがジェネリック医薬品を使用しているかを、確認することから始めませんか?

  • お住まいの市区町村によって、名称や対象とされる年齢や条件が異なります。
    「乳幼児医療証」は、お子さん本人が健康保険に加入していないと発行されません。

「ジェネリック医薬品利用促進のご案内」についてはこちら