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JR西日本の健康経営 ~健康経営優良法人のご紹介~

公開日:2023/09/13
更新日:2023/09/13

 「健康経営優良法人2023」に認定された、JR西日本の健康経営をご紹介します!
「健康経営」とは健康長寿社会の実現に向けた取組みの一つとして、社員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組みを実践する経営です。JR西日本は健康経営優良法人(大規模法人部門)の中でも特に優良な上位500法人が認定される「ホワイト500」に選ばれました!


JR西日本における「健康経営」

 当社では、2023年度からスタートした「中期経営計画2025」に基づき、多様性のある人財ポートフォリオの実現に向けて「人財育成」「ダイバーシティ&インクルージョン」「ワークエンゲージメント」の3つの重点目標に取組むこととしています。その中で、健康経営と深くかかわりがあるのが「ワークエンゲージメント」です。社員一人ひとりが高いワークエンゲージメントと成長実感を持って働くことができる企業風土を醸成するために、ストレスが低くワークエンゲージメントが高い職場の割合である「いきいき職場率」を向上させることを目指し、健康でいきいきと働き続けることができる仕組みや職場づくりを進めています。
 このように、社員の心身の健康維持・増進を支援することは「ワークエンゲージメント向上」の基盤をなすものであると認識し、中期5か年の目標指標である「中期健康経営計画2027」に基づき、健康経営を推進しています。


中期健康経営計画2027


 当社では第1期「中期健康経営計画2022」を踏まえ、2023年度より「中期健康経営計画2027」を策定し取組みを進めています。「中期健康経営計画2027」では、従来指標としていた病気の未然防止や生活習慣の改善といった目標に加え、社会環境変化の中で重視されてきた「女性特有の健康課題への対応」という要素を加味し、新たに女性特有の健康課題に関する数値目標を定めています。

主な取組み内容 ~こころの健康~​​

 「こころ」の健康増進に関する目標指標として、「高ストレス者率4%未満」を設定しています。
 主な取組みとして、まずは社員一人ひとりが自分自身のストレスに気付き、早期に対応できるように、2023年度よりセルフケアについて職場内教育の中にカリキュラム化しています。また、「事業場内産業保健スタッフによるケア」については、「高ストレス者」への面談指導や、不調による休業からの円滑な復帰に向けて、産業医や保健師との密な連携をこれまで同様継続して取組んでいます。


※「4つのメンタルヘルスケア」:厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(平成27年11月改正)

主な取組み内容 ~からだの健康~


 からだの健康については、病気の未然防止・生活習慣の改善に関する目標7項目と、女性特有の健康に関する目標2項目とを設定しています。
 病気の未然防止・生活習慣の改善に関しては、各箇所でのPDCA推進のために「見える化」をしており、箇所ごとに社員個人の健診データを集計し、産業医・保健師が箇所長に提供するとともに、月1回のタイムリーなデータ提供や「健康経営通信簿」という名前で1年の取組み状況を可視化し作成・配付しトレースしています。また社員個人の健康状況の見える化として、kencomアプリで過去5年の定健の結果閲覧を活用しています。
 女性の健康に関しては、産業保健スタッフより定期健康診断等で直接がん検診の受診慫慂等を行うとともに、定期健康診断結果により、女性特有の健康課題を抱えている女性社員に対し、文書等で声掛けをする等の取組みを行っています。