運動習慣の定着や禁煙に向け、多彩なアイデアをしっかり実践！ ～神領車両区（JR東海）～
公開日：2023/03/15
更新日：2023/03/17
JR東海 神領車両区は、愛知県春日井市にある車両基地です。約90名の社員で、中央本線や関西本線などを運行する車両の検修業務等を担っています。車両に関連した業務は人に頼る部分が大変大きく、日ごろから「人」は財産であると感じています。管理者・企画管理係の社員を中心に、職場全体を巻き込みながら、運動、禁煙や職場環境改善等に取り組みました！
運動習慣
神領車両区では、ある社員の作業中のけがをきっかけに、平成29年より総合研修センターの講師の協力のもと、職場の特性に応じた独自のストレッチを4種類考案し、実施しています。朝のJR東海体操に加え現在も、昼休み後に係単位で継続しています！楽しく継続するために、内勤は曜日ごとに体操メニューを変えることとし、現場詰め所ではその日に行う体操をルーレットで決定することとしました。
「みんなで歩活」では、業務中は携帯電話を持参できないことから、各担務ごとに確実に業務中に歩く歩数を調査しみなし歩数を設定、手入力を可能とし「歩いているのに歩数反映されない」という悩みを解消して、達成感の醸成に取り組みました。また、区内誌を活用したチーム毎の意気込みの紹介や中間歩数データを活用した他チームのゴール到達状況の掲示などを行い、職場全体で競い楽しみながら歩活に参加することで、職場の一体感の醸成にもつなげています。
歩活期間中には、家族も参加できる8,000歩を目指したウォーキングイベントも実施しました。その中でもコミュニケーションが活発にとれるように、クイズや面白写真大会を合わせて実施し、楽しく参加できるように工夫を凝らしました。
こうした取り組みにより、2021年秋の「みんなで歩活」においては、参加率91.5%、8,000歩以上の割合39％、8,000歩達成日数14.2日となり、前回に比べて8,000歩以上の割合2.5ポイント増、8,000歩達成日数3.1日増となりました。
また、令和3年度の平均8,000歩達成率は、51.9%となり、会社目標（50％）を達成しました！
禁煙
禁煙の取り組みにおいては、令和3年度より喫煙時間を休憩時間及び業務終了後に限定するとともに、同時に喫煙所を使用する人数を2名までに制限しています。また、喫煙所は非喫煙社員の意見を取り入れ、受動喫煙防止の観点から屋外喫煙所へと移設を行いました。
あわせて、喫煙者に対して、JR健保の提供する禁煙サポートプログラムの利用を慫慂し、禁煙に向けたサポートを実施しています。
さまざまな意見もありましたが、健康への強い思いをもって変化を促し、令和3年度の喫煙率は25.3％となり、箇所目標である29.5％をクリアすることができました！
感染症対策
ヒヤリハットや感染症対策を社員から意見集約し、安全衛生委員会において、危険リスクの排除に向けた職場環境改善を進めています。
区員からの意見集約の結果、階段手摺に抗菌シートを貼付し、感染防止と転倒防止の両立に取り組んでいます。
換気については産業医・保健師と十分の相談の上、測定結果に基づいた対策を行いました。
コミュニケーション向上
交代勤務であり、それぞれの世代でのつながりも薄く、さらにコロナ禍も加わり、コミュニケーション不足が課題となっていました。そこで、感染症防止に十分留意した小人数、短時間で行えるレクリエーションとして、「Tower OF JINRYO」を考案し、実施しました。
「Tower OF JINRYO」は、1チーム3名で、廃紙を活用し、制限時間4分内に積み上げた高さを競う種目です。参加チームを、日勤・構内・管理者と横断的に編成し、トーナメント形式とし敗者復活戦も行うことで多くのチームと対戦できるようにしたことで、コミュニケーションの活性化、職場の一体感の向上を目指し実施しました。参加した社員からは「新入社員、ベテラン社員間のコミュニケーションがとれた！」「話したことがなかったけどきっかけができた！」といった感想を聞くことができ、職場で話せる社員の増加により、メンタル不調予防や作業における安全強化につなげることができました。
神領車両区の皆様ありがとうございました！！