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さらに深堀り!~現場の皆様にインタビューしました~ (JR西日本岡山健康増進センター)

公開日:2022/04/06
更新日:2022/04/06

特にどのような点が紹介状返信率の高さに結びついているのでしょうか。

A.

ある程度、人数の限られた支社だからこその特性を活かし、個々人の健康状況をしっかり追いかけています。現在、岡山支社で紹介状を発行している対象者は、本当に必ず受診してほしい人です。就業制限や夜勤の制限等に関わってくる部分は特に早急に受診してほしい場面もあるので、現場長とも連携を綿密にとるようにしています。


現場長としっかり連携とのことですが、支社等、間接部門の社員の方へも同様に行っているのですか。

A.

同様です。間接部門で働く社員に対しても紹介状の発行を行い、各課室長と発行者リストや返信状況を共有し、受診勧奨の声掛けを実施してもらっています。


お話を伺い、今は支社全体として紹介状を出されたら受診するのが当然という風土になっていると感じますが、当初は職場や系統での温度差等もありましたか。

A.

以前は乗務員区では身体基準が厳しいためか、毎年、返信率100%で、他はそれには及ばない状態が続いていましたが、近年は他の系統でもほぼ全員受診されるようになりました。会社全体として実施していることですが、紹介状返信率を含め「健康経営通信簿」という各職場単位での健康経営の数値目標に対する達成状況を見える化したものも活用しています。各職場の状況が分かりやすいので自分事として捉えることができ、取組むべきことがはっきり分かると思います。


JR健保から


2011年からの長年の取組みにより、各現場長と産業保健部門との距離の近さ、関係の良好さが結果に繋がっていると感じました。
JR健保でも生活習慣病に関する重症化予防として、健診結果が要医療値で、医療機関への受診が確認できない方に、受診していただくよう案内物を発送しています。(※同意の得られた事業主)
コロナ禍においても必要な受診があります。紹介状の発行があった方やチラシがご自宅に届いた方は、ぜひ医療機関を受診してください。


岡山健康増進センターの皆様、ありがとうございました!