安全・安定輸送のパンプアップ！「全ては私達の健康から始まる」～小牛田運輸区（JR東日本）～
公開日：2022/03/02
更新日：2022/04/07
宮城県遠田郡美里町にある小牛田運輸区は、運転士、車掌、車両検修社員が所属する社員数約130名の職場です。
命を預かる仕事に携わる私達は日々様々な状況に応じた正しい判断が求められ、私達一人ひとりの健康状態の向上は、より適切な判断や行動をとるための基礎になります。このことから、My Project活動（小集団活動）を通じ、「安全・安定輸送の基礎を作り出すため、職場の一人ひとりが自分の身体に興味を持ち、好きになってもらうことから始めよう」と考え、取組みを開始しました。
「パンプアップ通信」の発行
まずは自分の身体に興味を持ってもらい、健康に対する意識の向上を図ることを目的に、概ね2か月に3回程度「パンプアップ通信」を発行しました。質が高く興味を持ってもらえる記事にこだわり、社員の声を多く取り入れながら社員のニーズに合わせたテーマを選び作成しました。研究を基にした文献、論文などをリサーチし、エビデンスをベースにコンテンツを作成し、短時間でも読みやすいように文字数や文脈、デザインを工夫しています。
（パンプアップ通信の内容例）
1.筋肉について
2.コロナ死者の特徴は肥満・自分の体を好きになろう
3.脳を劣化させる二大要素は運動不足とファストフード・脳の鍛え方
4.痩せるということと正しい痩せ方 等をTeamsや区モニターに掲示（合計13記事）
「乗務前30秒ストレッチ」の実施
「肩こりの解消」「首の凝りほぐし」「ふくらはぎをほぐそう」等をテーマに30秒で出来るストレッチメニューを作成し、点呼場所の前に設置しているモニターで放映しました。
また、小牛田運輸区だけでなく、広く活用していただけるように社内SNSでも配信して、他職場への水平展開を積極的に行い、意見や感想を多くもらえるように工夫しています。
減量等に挑戦する「モニター企画」の実施
問診票を元に、各自で目標を設定し、減量や増量等に挑戦するモニター企画を実施しました。普段の会話の中に健康に関する話が出るように、身近な社員を参加させることで話題性を向上させただけでなく、参加社員には途中経過や苦労している点などをリアルタイムに発信してもらい、多くの社員の注目を集めるように工夫しました。
