セルフメディケーションをご存じですか?(part1)
公開日:2023/06/07
更新日:2023/06/16
これから、セルフメディケーションを生活に取り入れるポイントを数回に分けてお話いたします!
第一回目の今回は、規則正しい生活を心がけていただくための前提となる、JR健保ご加入の皆さまの現状をまずはご確認ください。
セルフメディケーションのポイント
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- ポイント 1
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規則正しい生活を心がける
1 JR健保ご加入の皆さまの傾向
2 JR健保加入者のあなたに、特におすすめの生活習慣
①タバコをやめる ②1日合計1時間以上の身体活動を実施
③速食いをしない ④飲酒する際は適正量を心がける
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- ポイント 2
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自分の健康と生活習慣をチェックする
1 健康診断を年に1回受け、結果に注目しましょう
2 家庭用の血圧や体重計などを活用しましょう
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- ポイント 3
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健康や薬について、正確な知識を持つ
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- ポイント 4
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OTC医薬品を上手に使う
セルフメディケーションを生活に取り入れるポイント その1
規則正しい生活を心がける
不摂生は、身体の不調だけでなく、生活習慣病発病のきっかけになります。
普段から、適度な運動と栄養バランスの良い食事、十分な睡眠時間を確保し、もともと備わっている自然治癒力を高めましょう。
厚生労働省が制定した特定健康診査における標準的な質問のうち、生活習慣にかかわる問診項目は以下の通りです。
たばこ | ・たばこを習慣的に吸っているかどうか |
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運動 | ・1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施しているかどうか ・日常生活において歩行又は同等の身体活動を1日1時間以上実施しているかどうか ・ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速いかどうか |
食事 | ・人と比較して食べる速度が速いかどうか ・就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上あるかどうか ・夕食後に間食(3食以外の夜食)をとることが週に3回以上あるかどうか ・朝食を抜くことが週に3回以上あるかどうか |
飲酒 | ・お酒を飲む頻度について ・飲酒日の1日当たりの飲酒量について |
睡眠 | ・睡眠で休養が十分とれているかどうか |
これらの問診項目は、”正しい生活習慣”を身につけるためのヒントになっています。
JR健保加入者である皆さまの”正しい生活習慣”の実施率は、全健保平均や運輸業平均と比べて特別低いわけではありませんが、意識して実施していきましょう。
※リスク保有者の判定基準 2021年度特定健診受診者のうち、以下基準(保健指導判定基準)に該当したものの割合
■肥満 :BMI25以上、または腹囲85㎝(男性)90㎝(女性)以上
■血圧 :収縮期130mmHg以上、または拡張期85mmHg以上
■肝機能:AST31以上、またはALT31以上、またはγ-GT51以上
■脂質 :中性脂肪150㎎/dl以上、またはHDLコレステロール40㎎/dl未満
■血糖 :空腹時血糖地100㎎/dl以上、またはHbA1c5.6%以上
やむを得ない場合は随時血糖100㎎/dl以上
(空腹時血糖及びHbA1cの両方を測定している場合は、空腹時血糖値を優先)
生活習慣病は、ごく一部を除いて、対策や改善ができる病気です。しっかりと対策し、生活習慣病になるリスクを下げるとともに、生活習慣病の治療に支払われている医療費を削減していきたいところですね。
さらに、生活習慣病のリスクは、40歳以降急激に増えてくることもわかっています。若い人たちも、今のうちから正しい生活習慣を身につけ、生活習慣病にならないように注意する必要があります。