氏名表記などへの「外字対応」終了について
公開日:2025/07/10
更新日:2025/07/10
JR健保では、申請書にご記入いただいた氏名を印刷物に正しく反映するため、JIS規格外の文字については「外字」を作成して対応してまいりました。
近年、オンライン資格確認の導入や電子申請の義務化などにより、データによる情報の授受が増加しています。その結果、「外字」はJR健保の外部システムと連携する際に正しく処理できず、●で表示されるなどの支障が生じるケースが増えております。
これまでは、公的な身分証明書である「健康保険証」にお届けいただいた氏名をお届け通りに印字するため、外字を作成して対応してまいりましたが、2024年12月をもって新規の保険証作成は終了しており、現在では外字を使用することによる弊害が目立っております。
このため、2025年6月末をもって新規の外字作成を停止し、既存の外字についても2025年度末までに類似文字への一括置換を実施することといたしました。
加入者の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
使用可能文字について
JIS規格(JIS X 0208)の第1水準・第2水準で定義された文字を使用可能文字とします。これに含まれない文字で申請いただいた場合は、類似の文字に変換することを基本としますが、類似文字が存在しない場合は、カタカナでの代替登録とさせていただきます。※参考:日本年金機構の届け出書作成に使用できる漢字(2025.7現在)
■対象となる情報
氏名・住所など、JR健保にお届けいただくすべての漢字情報が対象です。
■対応範囲
JR健保から通知するすべての文書、およびマイナポータルなどで表示される健康保険関連の氏名等は、本対応の対象となります。
なお、既存使用箇所の一括置換の際には個別の通知は行いませんので、あらかじめご了承ください。