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門司車掌区における従業員の健康意識向上施策について ~JR九州 門司車掌区~

公開日:2026/01/23
更新日:2026/01/29

JR九州グループでは「JR九州グループ健康宣言」を作成し、グループ全体として健康経営の推進に取り組んでいます。また、「JR九州グループ健康宣言」に基づき、2024年3月期は「あなたの健康は、みんなの幸せ」をスローガンに掲げ、社員一人ひとりがより積極的に健康増進のための具体的行動を起こすことを目標に、各種の活動に取り組んでいます。

今回、門司車掌区では理学療法士の資格を有する社員が、鉄道業務に従事する社員に適したオリジナル体操「鉄道マン体操」を考案し、朝礼や訓練で実施することで筋力・柔軟性・バランス感覚を高め、労災防止に役立てました。さらに、ウォーキングイベントや終業後のランニングを通じて交流と体力向上を推進するとともに、身体能力測定や衛生講話、特別講義を実施し、社員の健康意識を高め生活習慣の改善につなげる取組みを行いました。

この度、これらの活動がJR健保の「令和7年度 健康増進の取組みに関する表彰」において「箇所表彰」として認められましたので、以下にその内容をご紹介します。

取組みのきっかけ

門司車掌区では、従業員の健康意識を高め、生活習慣の改善を図ることを目的に取組みを進めています。

鉄道の車掌が所属する職場であるため、勤務はシフト制で昼夜が不規則になりやすく、夜勤や長時間の体力仕事が続くことで生活リズムが乱れ、健康を損なう要因が多いのが実情です。こうした職務特性から、社員一人ひとりが健康維持に意識を向け、無理なく続けられる運動習慣や生活改善を取り入れることが重要とされています。

そのため、門司車掌区では職場全体で健康づくりに取り組み、仲間同士で支え合いながら健やかな生活習慣の定着を目指すことにしました。

具体的な取組みの内容

鉄道マン体操の考案と車掌区での実践

門司車掌区に所属する理学療法士の資格を持つ社員が「鉄道マン体操」を考案しました。これは鉄道業務に従事する社員に適したオリジナル体操で、筋力・柔軟性・バランス感覚の維持と向上が期待できます。鉄道業務に関連する動作を盛り込み、実務に直結する内容としました。

例えば、車掌業務は立って仕事をする機会が多いため、長時間の立ち姿勢に耐える下肢の強化を意識した体操としました。また階段昇降や歩行に必要な持久力や荷物の取り扱いに役立つ上肢の柔軟性も取り入れています。こうした動作を組み合わせることで、業務に必要な身体機能を総合的に高めることに役立っています。

体操は朝礼や訓練時に定期的に行っており、継続することで労働災害の防止につながると期待されます。さらに仲間と一緒に取り組むことで職場の一体感も生まれ、楽しみながら続けられる点も大きな特徴です。

加えて、近隣の幼稚園に出向き、園児と一緒に鉄道マン体操を行いました。園児たちは楽しみながら体を動かし、健康教育にもつながりました。職場の健康づくりと地域交流を両立させる象徴的な活動となっており、地域に根差した経営を行うJR九州の経営方針にも適合しています。
鉄道マン体操は職場と地域をつなぎ、健康増進を支える重要な取組みとなっています。


鉄道マン体操の様子
衛生管理者主体の衛生講話の実践

今年度から衛生管理者による衛生講話を毎月実施しています。安全衛生委員会で取り上げられた重要ポイントを社員へ周知し、生活習慣病予防や睡眠改善、ウォーキングの効果など、日常生活に直結するテーマを分かりやすく伝えています。こうした取組みは、社員が健康づくりを理解し、行動に移すきっかけとなっています。

特筆すべきは、管理者ではない衛生管理者が主体となって活動を進めている点です。現場に近い立場から積極的に取り組む姿勢は他の職場でも水平展開することが可能だと考えています。さらに、衛生管理者自身が説明動画を作成し、社員に分かりやすく解説したことも大きな成果です。動画を活用することで、理解度が高まり、繰り返し学習できる環境が整いました。

加えて、理学療法士による特別講義も実施しました。正しいストレッチ方法や運動習慣の定着法など、実践的な知識を学ぶ機会となっており、前述の鉄道マン体操やランニング活動に直結するアドバイスもでき、社員は日常業務に役立つ知識を得ています。

衛生講話と特別講義は、社員が「学びながら実践する」環境づくりに寄与しており、知識を得て行動に結びつける流れが職場全体に広がり、健康増進の文化が根付いていると考えています。

門司車掌区は今後も教育的な取組みを継続し、活気ある職場づくりを推進していきます。


車掌区で作成した衛生管理者の講話ビデオ

取組みの結果・振返り

門司車掌区では、鉄道マン体操や身体能力測定、衛生講話を通じて健康増進を推進しました。その結果、参加者の約80%が「運動習慣が定着した」と回答し、身体能力測定では平均筋力が前年より10%向上しました。

衛生講話では動画を活用した解説が好評で、理解度向上を実感した社員は全体の70%に達しました。こうした成果により、職場全体で健康意識が高まり、生活習慣改善の効果が確認されています。今後は委員会活動へと発展させ、定期的な測定と教育を継続し、さらなる成果を目指します。


JR九州 門司車掌区の皆様、表彰受賞おめでとうございます!