JR四国の健康経営~健康経営優良法人のご紹介~
公開日:2025/08/05
更新日:2025/08/05
「健康経営」とは、健康長寿社会の実現を目指し、社員の健康管理を経営的な視点から捉え、健康の保持・増進を図る企業活動のことです。今回、四国旅客鉄道株式会社のこうした取組みが高く評価され、「健康経営優良法人2025」に認定されました。ここでは、同社が推進する健康経営の具体的な施策をご紹介します!

JR四国の健康経営
当社では2023年度から2025年度までの3か年計画として、「健康経営推進計画(2023~2025)」を策定しています。
この計画は、当社が掲げる「長期経営ビジョン2030」の基本方針である「事業運営を支える土台づくり」を実現するために重要な施策であると位置づけており、計画推進のために、計画の目標及び推進体制、取り組みを社内外に公表するとともに、健康経営宣言を行っています。
JR四国 健康経営宣言
JR四国は、従業員とその家族の幸せな生活、職場の生産性向上及び活気ある職場づくりのために「心と身体の健康づくり」が経営上の重要な課題であることを認識し、従業員1人1人が心身両面における総合的な健康の保持増進を図る取り組みを計画的に実行するために健康経営推進計画を策定し、目標の達成に向けた取り組みを推進する。

JR四国「健康経営、推進中!」ポスター

「長期経営ビジョン2030」の基本方針(Ⅰ 事業運営を支える土台づくり)
2025年度までに達成する目標
健康経営で解決したい健康課題を「心と身体の健康づくり」と定め、以下の4項目を2025年度までに達成する目標として策定しました。- (1) 従業員と管理者、高松診療所が心と身体の健康問題について理解し、心身の健康づくりにおけるそれぞれの役割を果たせるようにする。
- (2) 生活習慣病等の疾病予防のため、ジェイアールグループ健康保険組合と連携して従業員の健康管理・健康づくりの推進を図る。
- (3) 円滑なコミュニケーションの推進により活気ある職場づくりを行う。
- (4) メンタルヘルス不調の早期把握と改善及び休職者の職場復帰支援や復職支援体制を確立する。

健康経営推進体制
社長を健康経営責任者とする推進体制を定め、ジェイアールグループ健康保険組合と連携しながら従業員一人一人の心身の健康に関する保持・増進をサポートします。

推進体制図
推進実施項目(一部抜粋)
- 生活習慣の改善
従業員は、心と身体の健康保持増進について理解し、常にセルフチェックを行い、自らの心身の健康状態を適切に把握し、セルフケアに努める。

本社食堂で実施した健康チェックと栄養指導
- 喫煙対策
管理者は、各箇所の喫煙率の把握及び喫煙率目標の策定を行い、策定した目標の達成に向けて、禁煙への勧奨及び取り組みができる職場環境の整備に努める。
会社は、従業員の健康保持・増進、疾病予防および受動喫煙の防止を図るための環境整備に努める。

本社ビル内の喫煙所の廃止
- 健康支援サービス
会社は、健康支援サービスの内容についてジェイアールグループ健康保険組合と連携しながら情報共有を図り、活用推進に努める。また、My健康ナビ(kencom)の登録率向上と、ジェイアールグループ健康保険組合のウォーキングイベント「みんなで歩活(あるかつ)」等への参加拡大に向けた情報発信を行う。

「みんなで歩活」への参加を呼び掛ける社内ポスター
「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」認定
当社の健康経営に関する取組みが評価され、「健康経営優良法人」の認定を受けることができました。
今後も、当社はJR健保と連携しながら、従業員の心身の健康をサポートしていきます。