JR北海道の健康経営　～健康経営優良法人のご紹介～

公開日：2024/04/30
更新日：2024/04/30

　「健康経営優良法人2024」に認定された、JR北海道の健康経営をご紹介します！
「健康経営」とは健康長寿社会の実現に向けた取り組みの一つとして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取り組みを実践する経営です。特に優良な健康経営を実践している法人は健康経営優良法人に認定され、JR北海道は昨年度に引き続き２回目の認定を受けました。

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JR北海道の健康経営

　JR北海道は「JR北海道グループ長期経営ビジョン未来2031」に定める「ありたい姿」の中にある「社員と家族が誇りに思える企業グループ」の実現のためには、社員一人ひとりが仕事に対し、誇りと使命感を持ち、いきいきと業務に従事することが必要であると考えています。そのために、会社として、社員一人ひとりの心身の健康に関する保持・増進のサポートを行い、安心して働くことができる環境づくりを進めています。

JR北海道健康経営宣言

JR北海道の健康経営推進体制

　社長を健康経営責任者、総務部担当役員を推進責任者とし、総務部と産業保健部門であるJR札幌病院保健管理部が連携しています。また各職場との連携は箇所長が担い、現場長会議や経営会議の中で、具体的取り組みの内容や進捗、各職場の取り組み状況を職場ごとに数字で報告しています。

「JR北海道健康経営計画2026」

　2024年４月には、これまでの取り組み結果を踏まえ、2026年度までの３年間に実施する具体的な取り組みと数値目標を定めた「JR北海道健康経営計画2026」を策定し、健康経営の実現につなげていくこととしています。
特に取り組みを強化する項目として、昨今重要性が増している「メンタルヘルス」、「女性特有の健康課題への理解増進」、及び受診率が低い「人間ドック」を設定し、今後、目標達成のための新たな取り組みを進めていきます。

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具体的な取り組みの例

取り組みの土台となる社員全員との健康相談

　健康相談を受ける機会の確保、社員が自身の健康について振り返りセルフケアができるようになること、重点取り組みを展開していく上で社員一人ひとりとの面談を活用していくことを目的として、２～３年間かけて産業保健スタッフが職場巡視などの機会を用いて社員全員と健康相談を実施する取り組みを進めています。

若年層を対象とした「シェイプアップchallenge!!」の実施

　社員の肥満率が年々上昇している傾向があり、特定保健指導の対象とならない若年層（40歳未満）を対象として、セルフケア重視の肥満改善を行い「３か月間、３つの行動メニューを取組み、３kg減量する」ことを目標に掲げた「シェイプアップchallenge!!」を開催しています。
　具体的には、kencomアプリを活用して参加者自身が「目標立案」、「実践」及び「振り返り」の３つの場面に取り組むとともに、JR札幌病院保健管理部からは、「シェイプアップchallenge!!通信」の送付や個別の相談対応によって取り組みへの支援を行っています。

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独自ウォーキングイベントの実施

　ジェイアールグループ健康保険組合が主催する春・秋の歩活に加えて、2022年度から当社独自のウォーキングイベント「もえぎWALING」を秋に開催しています。
　イベントでは、8,000歩以上歩いた日数に加えて、kencomアプリに体重を記録した日数が上位の社員を対象に表彰を行っており、運動習慣の定着化と肥満率の低下に向けた意識づけをめざしています。また、業務中にスマートフォンを携帯できない社員に向けて歩数計を貸し出したほか、年代別の表彰を行うなど、幅広い層の積極的な参加をねらっています。

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禁煙啓発イベントの実施

　全社的な禁煙に向けた風土づくりの一助とするとともに、個々の喫煙者の禁煙を推進し、喫煙率の低下をめざすことを目的としたイベント「スワンスワンサロン」を2023年度から開催しています。
　イベントでは、ポスターやパンフレットなどを使用して、産業医及び保健師から参加者に対して個別にタバコの害（喫煙者本人・受動喫煙）について説明するとともに、喫煙者にはJR健保の禁煙サポートプログラムの紹介や禁煙方法についての保健指導を実施しています。

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