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東京電気システム開発工事事務所の健康増進についての取り組み~東京電気システム開発工事事務所(JR東日本)~

公開日:2022/06/06
更新日:2022/06/06

 JR東日本東京電気システム開発工事事務所(東電所)では、コロナ禍において社員が感じている様々な不安等の解消と、社員のヘルスリテラシー向上に資するため、総務課を中心に次の2つの取り組みを行いました。

1.「新型コロナウイルス感染症」に関する講演会の開催

取り組み内容

 コロナ禍において、社員や家族が日々の生活で不安や不自由さを感じるなか、専門家の講演を聴き、質問することで不安等を解消したいと考えました。そして新型コロナウイルスに負けない知識を身に着け、結果としてJR東日本グループ経営ビジョン「変革2027」で描く「社員および家族の幸福」の一助になればと考え、専門家による講演会を開催することとしました。

 講演会の概要は以下のとおりです。
・日時:2021年6月24日14:00~15:00
・会場:東電所内会議室※
・講演者:JR東日本健康推進センター 石井徹副所長
 ※業務の関係等で当日会場にて参加できない社員も含めて、少しでも多くの社員に講演を聴いてもらうため、WEB配信も同時に行いました。

 講演の主な内容は次のとおりです。
・新型コロナウイルス感染症発生の経緯
・新型コロナウイルス感染症の特徴(症状・重症化しやすい人・死亡率・感染経路等)
・感染対策について(マスク着用・離隔の確保・手指の消毒・新しい生活様式)
・国内外のワクチンについて(ワクチンの種類・開発状況・接種状況・効果)
・治療法について(対症療法・抗ウイルス薬・今後の見通し)
・後遺症およびワクチンの副反応について
 
 講演会には、WEB参加の社員も含めて196名が出席、大変盛況のうちに終了しました。さらに所内で水平展開を図るため、当日ビデオカメラで撮影した画像を「ストリーム」にて配信、所内報「東電所コミュニティ」にて特集記事を掲載し、広く社員に講演内容の展開を図りました。

効果等

 コロナ禍における不安等の解消を主な目的として講演会を実施しましたが、講演後の受講者へのアンケートからは、専門家の講演を通じて、不安の解消だけでなく、講演内容を今後の業務にどう生かすべきか等、自身の行動変容について考えるきっかけとなったという声が聴かれました。
 今回は初めての試みでありましたが、当初想定していた知識向上だけではない効果をあげることができました。今後は、また別のテーマを選定し、第2弾を計画したいと考えています。


2.定期健康診断受診率100%

取り組み内容

 社員の定期健康診断受診率を100%とするため、社員の健診受診にあたっての課題や、社員が健診に対して日頃感じている疑問等を解消できるよう、取り組みを始めました。

具体的には、次の3点に注力して取り組みを行いました。
①健康診断情報に特化したスレッドの設置
 Teams上に健康診断情報に特化したスレッドを設置し、情報発信の場として活用、文書発出の連絡だけでなく、各地区の健診が開始された際は投稿を行う等、こまめに情報発信を行うようにしました。 
②「健康診断基本のき」の作成
 「自分は何を受診したら良いのか」「非現業から現業へ異動した場合はどうすれば良いのか」等、社員一人ひとりに正しい情報を知ってもらうことも目的とし、健康診断についてわかりやすく解説した資料「健康診断基本のき」を作成しました。健康診断を担当するようになってから受けた質問等から蓄積したノウハウを、基本的なことから、よくある質問等をまとめ、随時更新するようにしました。
③受診状況の見える化
 受診漏れが無いよう、Sharepoint上で受診状況がわかる共有ファイルを作成し、各主管担当者と連携した状況把握を行うようにしました。

効果等

 取り組みを開始した2020年度は、受診率100%を達成しました。
 2019年度:97.6% 2020年度:100%(目標達成!) 2021年度:100%達成(暫定)
今後も受診状況について継続的にトレースを行い、引き続き受診率100%を目指していきます!


さらに深堀り!~現場の皆様にインタビューしました~