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社員の健康維持・増進のための取り組み ~JR東海 健康管理センター~

公開日:2021/12/21
更新日:2021/12/21

 健康管理センターは、産業医(医師)、看護職(保健師、看護師)、心理職(臨床心理士)、事務(総務担当、企画担当)の4職種、計約60名が所属する健康管理部門で、東京、静岡、名古屋、新大阪の4箇所を拠点としています。
 日々、社員の健康維持・増進のための様々な取り組みを実施していますが、ここではその一部についてご紹介します。

「健康ちょっといい話」、「職活※NEWS 」による情報発信

 健康管理センターでは、最新の健康に関する情報をまとめた「健康ちょっといい話」を毎月、職場の健康増進や活性化の良好事例を紹介する「職活NEWS」を2ヶ月ごとに発行することで、全社員・全職場に健康に関する情報発信を行っています。
 ※職活:職場の活力向上プロジェクトの略(詳細は後述します)。
 また、2020年3月には新たな取り組みとして、「始めよう!Let’s職活!」と題したポスターを作成して全職場に配布しました。このポスターには「職場名」と「健康宣言」を記入する欄を設けており、各職場独自の宣言を検討・記入してもらうことで、職場一体となって取り組める内容としました。


若年層への「特定保健予防指導」

 健康管理センターでは、40歳以上を対象とする「特定保健指導」だけでなく、若年層(30・35・39歳)を対象とした「特定保健予防指導」を独自に実施しています。
 「特定保健予防指導」は、原則「特定保健指導」と同じ基準で対象者を選定し、面談等の個別支援を行うことで、30代からの肥満や生活習慣の改善を目指します。
 これまでの健康診断結果の分析から、30代になると顕著に体重が増加することが分かっており、加えて、JR東海はJR他社と比較して30代前半の社員が多いため、この「特定保健予防指導」を通じた30代へのアプローチは非常に重要であるといえます。

受動喫煙防止・禁煙に関する取り組み

 受動喫煙防止や禁煙に関する取り組みとして、喫煙場所の環境評価、衛生講話、「ノー・スモーク・タイムズ」や「健康ちょっといい話」等の発行媒体による情報発信、新入社員研修インストラクターの協力による新入社員が「新たに喫煙を始めないための対策」(防煙対策)等を行っています。
 また、社内に独自の禁煙相談窓口「クイットライン」を設置し、メールや電話で禁煙に関する相談を受け付け、社員の禁煙のサポートをしています。


健康管理・増進に関する啓発活動

 各職場ごとに「健康推進担当者」を指定し、全担当者を集めた会議や新任担当者への講習会を実施することで健康施策への理解度向上に取り組んでいるほか、2019年3月には会社のHPに健康管理センターのWEBサイトを開設して、当社の「健康づくり指針」や健康経営に関する取り組みを内外に発信しました。
 WEBサイトについては、社内誌でも紹介し、社員の家族を含めて閲覧を呼びかけ、健康増進の啓発に弾みをつけました。健康管理センターのWEBサイトはこちらからご覧いただけます。
 また、2019年10月には健康管理センター発足15周年記念イベントを挙行し、社長から各職場の「健康推進担当者」に対して直接、健康経営の重要性を説きました。

職場の健康増進・活性化施策「職場の活力向上プロジェクト」の支援

 JR東海では、全社的な施策として、各職場が自主的に職場の健康増進や活性化を目指した取り組みを行う、「職場の活力向上プロジェクト(略称 職活)」を推進しています。その一環として、健康管理センターは2013年から年に1回、健康診断やストレスチェックの集団結果を各職場に報告し、「健康推進担当者」とその職場の良い点、課題等についてディスカッションしています。また、安全衛生委員会等での集団結果の検討や「アクションチェックリスト」を用いた社員参加型職場環境改善の実施などをサポートすることにより、この活動の促進を図っています。


さらに深堀り!~現場の皆様にインタビューしました~