「喫煙についての情報提供の場「脱たばこカフェ」の開催」 ～水戸鉄道健診センター（JR東日本）～
公開日：2021/08/13
更新日：2021/08/13
水戸鉄道健診センターは、JR東日本水戸支社を管轄する健康管理部門です。およそ10名のスタッフが、健康支援などの産業保健活動を通じて、社員・家族の生活の安定と、鉄道の安全確保に努めています。JR東日本グループの社員、そしてJR東日本をご利用になるすべてのお客さまへ安全と安心をお届けするため、日々、奮闘しています。
活動の目的
喫煙率減少を目的とし、喫煙者にも非喫煙者にも、たばこに対する知識を深めていただくことをめざして、水戸支社ビル各階のミーティングスペースを使用して「脱たばこカフェ」を開催しました。開催については、一斉メール及び広報誌「JRみと」で周知を図るとともに、期間をJR健保の「オンライン禁煙コース実質0円キャンペーン」にあわせることで、効果的に禁煙へつなげるよう工夫しました。
■開催期間：2019年8月1日～9月26日の毎週月火木金 15:00～16:00
活動の内容
水戸支社ビル勤務者全員を対象に、看護師2名体制で、「たばこのリスク」「受動喫煙」「たばことストレス」「ニコチン依存症」「禁煙外来・禁煙サポート」などについて、根拠のある資料をもとに、情報提供を行いました。多くの人が立ち寄りやすいようにカフェをイメージしただけでなく、仕事の合間の気分転換も兼ねていただけるように、ライオネスコーヒーキャンディを提供するなどの工夫をしました。また、禁煙意思のある希望者には、「使用上の注意」を添え、内容を十分理解していただいたうえで、ニコチンガムを試供しました。
活動の効果
「脱たばこカフェ」への来訪者は合計135名にのぼり、好評のため当初の予定を1か月間延長して開催しました。来訪者からは、「気軽に立ち寄れる雰囲気で、たばこに対する知識が深まった」「定期的にトピックを変えて開催してほしい」など、肯定的な意見が多く見られました。また、 アンケートを実施した結果、喫煙率は、「脱たばこカフェ」開催前の33.5％から、32.0％へ減少し、喫煙者のうち、禁煙の意欲あり、との回答も10件増加となりました。